ハッカバックって?
1200年頃の行商人「ハックスターズ」が
背中「バック」にリネンをしょって市場で販売していたことから「ハッカバック」と名付けられたようです。
ハッカバック「Huckback」は「Huggabag」とも言われ、名前の由来は1200年頃から知られている呼び売り商人、または行商人からきているようです。行商人のことをハックスターズ「Hucksters」といいます。昔彼らは背中「back」でリネン類を市場まで運び販売していました。このことからハッカバック織りという名前が付けられたようです。ハッカバック織りの起源ははっきりしていませんが、ドイツとスカンジナビアの民族衣装にハッカバック織りが使用されていたことが発見されているようです。
ハッカバック織りとはリネンタオルのための伝統的な織り方の一つで、布の表面を不均一に織っていく製法です。
ハッカバック織りとはリネンタオルのための伝統的な織り方の一つで、布の表面を不均一に織っていく製法です。もともとリネンには綿に比べても耐久性、水分の吸収性、水分吸収の迅速性、速乾性に優れているという特徴があるのですが、ハッカバック織りにすることにより、これらの特徴がさらに優れたものとなります。
生地に厚みがでて強度が増します。
水分の吸収性、水分吸収の迅速性がさらにアップします。
通気性が向上し速乾性がアップするので衛生的に使えます。
布を不均一に織ることにより生まれる生地の厚みは強度をさらに高め長期の使用に耐える耐久性を生み出します。また多くの水分を素早く吸収できるため、使用感がさらにアップします。織り目によってできる空孔により通気性が向上し、生地の乾燥にかかる時間を短縮でき、雑菌の繁殖を防ぎ衛生的に使用できます。
使用回数やお洗濯を重ねていくうちにリネン繊維がほぐれて柔らかくなっていきます。耐久性に優れているため長期にわたって使用し自分の好みの柔らかさまで育てるという楽しみもあります。
子供のころから使っているリネンバスタオルを40年以上手放せないというお声をいただいたこともありました。
収納時も外出時もお洗濯の時もコンパクト。
汚れが落ちやすいのでタオルに最適。
通気性が向上し速乾性がアップするので衛生的に使えます。
リネンタオルはコンパクトに収納できます。コットンタオルに比べ約1/4~1/5の小スペースに収まります。
外出時のバッグの中でもかさばることなく持ち運べます。速乾性があるのでバッグの中でも次に使うときには乾いているため気持ち良くご使用になれます。コットンタオルハンカチのようにバッグの中の湿気に対する心配が少ないという利点があります。
またご旅行や日帰り温泉、スポーツジム、車に中に持ち込むなど外に持ち出すときの手荷物の量を抑えることができます。海外ではビーチタオルとしてご使用になられる方も多いようです。洗濯時にもかさばることなく小さく収まるので、洗濯排水の量を減らすこともでき環境問題の配慮にもつながります。
リネン製品は繊維の構造上、汚れが落ちやすいという特徴があります。そのため汚れや汗をふくタオルに最適な繊維です。
リネンタオルはループ状のコットンタオルのようにフカフカしたものではありません。ただし使用回数やお洗濯を重ねていくうちにリネン繊維がほぐれて柔らかくなっていきます。それでもループ状のコットンタオルでは考えられない使い方ができます。当店のバスタオルは100×150cmと70×130cmが主流です。どちらのサイズも日本の標準サイズより大きなサイズとなります。例えばこのバスタオルをマルチカバーとしてソファーやベッドのカバーとして使用したり小さなテーブルのクロスとして使用したりできます。
リネンタオルは一枚布としての扱いができるため、商品に対する固定概念を無くせば使い方はお客様次第です。言ってしまえばタオル、バスタオルとして飽きてしまったらハンドメイドで何か他のものに作り替えることもできるのです。
さらにコンパクト。さらに乾燥のスピードが速い。
ヘムステッチなどの装飾が施せるためエレガントなアイテムが多い。
平織りのリネンタオルはさらにコンパクトです。しかし水分を抱える容積が少ないため水分吸収には限りがあります。それでも厚みが無いため速乾性は抜群に優れています。
平織りリネン生地はヘムステッチなどの技巧が比較的施しやすいのでエレガントな商品がたくさんあります。ヘムステッチとは平織りリネン生地の糸を何本か抜いてそこにハンドメイドで刺繍を施していく技巧のことです。
当店のキッチンクロスはすべてハーフリネンとなっておりますが、さらに贅沢にご使用になりたい場合は、リネンハンドタオル又はリネンゲストタオルをキッチンクロスとしてご使用になってください。